こんにちは。コミュニケーションスムージーです。
コミュニケーションスムージーでは、「成長戦略に直結するブランディング」をテーマに、お忙しい経営者様のご支援をしています。
このブログでは、ブランディングの成否を分ける鍵となる「コンセプト」について書いています。
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顧客が欲しい情報を求めてインターネットで検索するのことが当たり前となった現代。
事業者の営業スタイルも大きく変化し、インターネットを通じた「間接的なコミュニケーション」が必須の活動となっています。
現在、多くの企業がSNSやブログで情報発信を積極的に行っていますが、様々なサービスや商品が市場に溢れている中で、自社のサービスや商品を選んでもらうためにも「ブランディング」は外せません。
ただ、ブランディングの重要性を強く感じつつも、その効果について懐疑的な経営者の方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで本記事では「結局ブランディングは誰得なのか?」という問いを掲げ、その答えを探求してみたいと思います。
ブランディングとは?
ブランディングとは、自社のサービスや商品が持つ「アイデンティティ」を明確にし、それを顧客に伝える活動のことです。
ブランディングとは
アイデンティティを明確にし、それを顧客に伝える活動のこと
アイデンティティとは、サービスや商品の「個性や価値」、「核となるアイデア」、「哲学」です。
そして、このアイデンティティを端的に「言葉」にしたものが、コンセプトとなります。
ブランディングは誰得なのか?
創業時に事業計画書を書いたり、事業を始めてからSNSやブログなどで情報発信をしていると、必ずや「ブランディング」という言葉を耳にするでしょう。
いまは実際にブランディングを意識して活動している企業も増えていますが、その本質をしっかりと理解して取り組めているケースは意外と少ないのが現実です。
ブランディングって一体何のためにするのでしょうか?
尋ねてみると、多くの方が次のように答えます。
● 会社やサービスや商品の認知度を高めるため
● 数多くの商品やサービスの中から、自分たちのものを選んでもらうため
これらの目的は間違いなく大切です。
ですが、この延長線上でブランディングコンセプトが策定されているケースが多く、その場合、事業を運営する側の目線で考えてしまっているため、お客様の心を本当につかむことは難しいでしょう。
情報を発信するときにも、ただ「数」を追求するだけでは、顧客の真の関心を引きつけることは出来ません。特に、コンセプトがあいまいで、アイデンティティの深掘りができていない状態は、内向きの視点でブランディングを行っていると言えますし、まるで「私たちは自分たちの利益のためにブランディングをしています」と言っているように見えています。
ブランディングをやっていて手応えが感じられない場合、コンセプトという「大前提」が見当違いであることが原因ですが、そこを指摘する人は稀であり、結果的に「ブランディングなんて概念は不要」と帰結してしまうわけです。
真のブランディングは「顧客」の得になる
ブランディングは短期間で結果を出すものではなく、長い目で見るべきです。
自社のサービスや商品の「コンセプト」を明確にし、一貫性をもって忠実に展開していけば、それは必ず顧客にとっての得になります。
始めたばかりの時はその成果をすぐには判断できないかもしれませんが、時間が経てば、その差がはっきりとわかるようになります。
もしブランディングを行っていても思ったような成果が得られていないと感じたら、もう一度「ブランディングコンセプト」を見直すことをお勧めします。
真に効果的なブランディングは、表面的な認知度の向上だけでなく、顧客の深い信頼と共感を得ることから始まりまるのです。
とはいえ、自分たちが提供できる価値をPRすることは容易いですが、それを顧客目線で「心に響く言葉に変えて」PRしていくことは案外難しく、思うように表現できないのが実情ではないでしょうか。
コミュニケーションスムージーでは、会社の認知度向上だけでなく、成長戦略を描く際にも「核」となってくる「ブランドコンセプト」の策定を行なっております。
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