idei chiyuki
デザインはPC作業に入る前が要「やること」は盛り沢山!

こんにちは。コミュニケーションスムージーです。
■デザイン制作のここが肝心!手を動かす前の「やるべきこと」
例えば仮にチラシ1枚のご依頼があったとします。
まずは見積もりに必要な要件をお聞きし、見積書作成。正式にご発注をいただきましたら、ご依頼主さまからデザインに必要な素材(テキスト原稿や写真など)をご支給いただきます。
そこからいよいよデザイン制作に入るわけですが…
一言で「デザインする」といっても、パソコンに入力すれば簡単にできあがるようなものではないんですね。
デザインが仕上がるまでにはそれなりに時間を要します。
「なぜそんなに時間がかかるの?」という質問をいただくこともありますが、いわゆるPC作業に入る前にやるべきことが沢山あるのです。
とはいえ、短納期で仕上げてくれるデザイナーさんがいることは確か。ですが、それは大抵「早く作ってほしい!」というご要望に応えるために環境整備しているからで、具体的には独自に「デザインテンプレート」をあらかじめ用意しておられるのです。「それっぽいデザイン」を「スピーディーに」仕上げてくれるので、営業担当者がセールスレター的な用途で使うチラシであれば、とても有効な手段だと思います。ただ、オリジナル性が打ち出せているか?どうかは疑問が残るところです。
チラシを作成する目的が「広告的なもの(間接的なコミュニケーションで反応を得たい)」である場合は、上記のような方法では「望む効果」は出せないため、デザイン制作の実務に入る前の「やるべき工程」をきちんと踏んでいく必要があります。
■デザイン制作に入る前の「やるべき工程」とは?
デザイン制作は大きく2つの段階がに分かれており、「頭を使う段階」と「手を動かす段階」があります。
そしてこの「頭を使う段階」が非常に肝でして、コンセプトや情報を視覚化していく作業(手を動かす段階)に大きく影響していきます。
<デザイン制作に入る前の「やるべきこと」>
①依頼内容の読み込み&聞き込みをする(詳細をお伺いする)
②要件整理
③独自リサーチ&分析 ←(重点を置く工程)
④デザインコンセプト策定〜デザイン構成
⑤イラスト・写真の選定または発注
上記①〜⑤の工程を経て、ようやく「デザイン着手(PC作業)!」となります。
なお、ペラものなど単体の制作物だけにとどまらず、WEBやPRツールの開発などプロジェクト化されるものはチームで取り組むことになりますので、ディレクション業務(工程管理や品質管理)も並行して行います。
ディレクション業務って何?という方へ
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■ディレクション業務を入れることの効用は?
デザインとは別に、ディレクション業務というものがあります。このディレクション業務が入ることでより質の高いアウトプットが行えるのですが、その効用を一言で言いあらわすと....
「ターゲットとコンセプト」を常に意識したイメージコントロールができる=(イメージの統一化によるブランディング)
単発ツールとしてデザインするのではなくて、一事業をデザインすると考えていくと「メッセージ性」が大変重要となりますので、デザインイメージを統一して管理していくことがマストとなります。
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